クレジット売掛金とは何か

まず、読もう!【クレジット売掛金の説明】

クレジット売掛金とは、クレジットカードを使い支払いをする売掛金です。
通常の売掛金取引では、取引先(A社)の倒産などの貸倒リスクや回収不能リスクが伴います。
しかし、クレジット売掛金の場合は、以下のような取引の仕組みになります。

通常の売掛金

当社とA社という2社間の直接取引

□当社    →    □A社

クレジット売掛金

当社とクレジット会社、A社の3社間取引

□当社  →  □クレジット会社 →  □A社

当社とA社との間にクレジット会社を挟むことで、売掛金の未回収というリスクがありません。
クレジット会社から、確実に現金が入金されます。

クレジット会社が取引の審査を行います。
当社は、クレジット会社に支払手数料を支払います。

クレジット売掛金の仕訳とは?

  【商品を売り上げたとき】

商品を50,000円をクレジット支払いで売り上げた。
クレジット会社への手数料は、販売代金の1%を販売時に計上する。

借方貸方
クレジット売掛金  49,500
支払手数料        500
売上    50,000

        【代金が入金されたとき】

クレジット会社から代金49,500円が、当座預金に振り込まれた。

借方貸方
当座預金   49,500 クレジット売掛金 49,500

【商品の売買の仕訳編】