第四章② 仕訳のルールを学ぶ

5つのグループごとの仕訳ルールを知る

私たちの日常生活には、さまざまなルールがあります。
交通ルールはその一つでしょう。
「赤は止まれ」「青は進め」など、交通ルールがあるからこそ、私たちは安心して道を歩けます。
もし、交通ルールがなければどうなるでしょうか。
みんな好き勝手に道を歩き、車はスピードの出し放題、交通事故が多発、交通パニックになるでしょう。
何事にも基本となるルールが必要なのです。


仕訳にもルールがあります。
仕訳は、5つの勘定科目のグループごと「仕訳ルール」に基づいて行います。

つぎに5つの勘定科目ごとの仕訳ルールを説明していきます。

 

「資産」グループの仕訳ルールを知る

 

資産の増加は、「借方」に記入し、資産の減少は「貸方」に記入します。

借方貸方
増加減少

「負債」グループの仕訳ルールを知る

 

負債の増加は、「貸方」に記入し、負債の減少は「借方」に記入します。

借方貸方
減少増加

「純資産」グループの仕訳ルールを知る


純資産の増加は、「貸方」に記入し、純資産の減少は「借方」の記入します。

借方貸方
減少増加

「収益」グループの仕訳のルールを知る


収益の発生(増加の意味)は「貸方」に記入します。 借方には、取消(減少の意味)を記入します。

借方貸方
取消発生

「費用」グループの仕訳のルールを知る


費用の発生(増加の意味)は、「借方」に記入します。貸方には、取消(減少の意味)を記入します。

 

借方貸方
発生取消

 

このページのまとめ

☑仕訳にはルールがある
☑資産の取引は、借方に増加、貸方に減少
☑負債の取引は、借方に減少、貸方に増加
☑純資産の取引は、借方に減少、貸方に増加
☑収益の取引は、借方に取消、貸方に発生
☑費用の取引は、借方に発生、貸方に取消

 

【速攻!チェック問題・仕訳のルール編】

 【問題1】次の表から要素の増減をみて、借方、貸方欄の増減にチェックしなさい。

要素の増減借方貸方
資産が増えた  
資産が減った  
負債が増えた  
負債が減った  

 

【解答】

要素の増減借方貸方
資産が増えた 
資産が減った 
負債が増えた 
負債が減った 

 

 【問題2】次の表から要素の増減をみて、借方、貸方欄の増減にチェックしなさい。

 

要素の増減借方貸方
収益が増えた(発生した)  
収益が減った(消滅した)  
費用が増えた(発生した)  
費用が減った(消滅した)  

 

【解答】

要素の増減借方貸方
収益が増えた(発生した) 
収益が減った(消滅した) 
費用が増えた(発生した) 
費用が減った(消滅した) 

 

 

③「仕訳の3つのステップを学ぶ」

 

 

投稿者プロフィール

伊達敦
伊達敦中小企業研修協会 代表 
東京都武蔵野市。
決算書の見方、経営分析などマネジメントに知悉している商社勤務の実務家。
統括責任者として全国3000社を超える販売店及び代理店の経営実態の把握、
経営指標の分析に辣腕を発揮した。
また霞が関の中央官庁との交渉窓口も担当する。
独創的な決算書解説や経営分析理論は、海外でも高く評価され、著書は海外でも翻訳されている。
商業高校で、簿記の基本を学び、大学で簿記理論を体系的にしっかり学んだ。
大学在学中は、会計学の大家、中村忠教授、飯野利夫教授から 指導を受けた。また、日本簿記学会会長だった安平昭二教授から簿記の帳簿組織に関する論点を直接指導を受けた貴重な経験を持つ。
おもな著書 「まだ若手社員といわれるうちに知っておきたい会社の数字」講談社刊。ほか、決算書、経営分析に関する本をぱる出版、実業之日本社からの全国出版実績あり。
中小企業研修協会代表。ファイナンシャルプランナー。
欅坂46、櫻坂46の大ファン。DVDをすべて揃えている。元欅坂46の佐藤詩織のファンであり、櫻坂46の推しメンは、関有美子。