第一章④ 勘定科目とは何か

勘定科目とは何か

 

簿記の「勘定科目」とは、英語の勉強でいえば「英単語」のことです。

英語の勉強において、基本となるのが「英単語」です。
いくら主語や述語などの文法を覚えても、英単語そのものを知らなければ、
英語を学んでいくことはできません。
はじめて、英語を勉強した頃のことを思い出してみてください。
地道に英単語を一つひとつ覚えたはずです。

この英語の勉強は、簿記を学ぶうえで、とても参考になります。
簿記において、英単語に相当するのが「勘定科目」です。
勘定科目とは、「現金」や「借入金」のような「簿記の単語」のことです。
簿記はこの「勘定科目」を基本として成り立っています。

 

英語」と「簿記」の基本

英語 簿記
英単語を覚える 勘定科目を覚える

 

 

5つの勘定科目を知る

勘定科目は、大きく5つのグループに分けられます。
「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」の5つです。
このうち「資産」「負債」「純資産」の3つは、会社の「財産」を知るために必要な勘定科目です。
そして「収益」「費用」の2つは、会社の「経営成績」を知るために必要な勘定科目です。

 

項目 勘定科目グループ
会社の財産を知る 資産・負債・純資産
会社の経営成績を知る 収益・費用

 

 

簿記の5要素と貸借対照表、損益計算書

貸借対照表と損益計算書には、資産、負債、資本(純資産)、収益、費用が記載されます。

 

・貸借対照表


貸借対照表は、期末時点での、会社の財産がわかる会計書類です。
資産、負債、資本(純資産)がどれくらいあるのかを記載します。

                     貸借対照表

資  産 金  額 負債・資本(純資産) 金  額
現金  20,000 買掛金 80,000
売掛金 40,000 借入金 200,000
受取手形 400,000 資本金 800,000
建物 800,000 繰越利益剰余金 200,000
1,280,000 1,280,000

 

 

・損益計算書

損益計算書は、会社の営業成績を明らかにした会計書類です。
一会計期間に発生した収益と費用を記載し、収益と費用の差額を計算します。
差額がプラスなら儲かった、マイナスなら損失が出た、と判断できます。

 

                     損益計算書            

費  用 金  額 収  益 金  額
売上原価 800,000 売上 1,400,000
給料 300,000    
交際費 100,000    
当期純利益 200,000    
1,400,000 1,400,000

 

 

図解 貸借対照表と損益計算書

 

                                                           貸借対照表

資産 負債
資本(純資産)

 

                                                          損益計算書

費用 収益
当期純利益

 

 

 

メモ帳【勘定科目】

簿記では、誰が処理をしても同じように処理ができるように考えられたルールがあります。
その一つが勘定科目です。
例えば、机、椅子です。
取引の処理をするによって、デスク、チェアなどと表現が異なっては、統一性がとれません。
このため、机、椅子は「備品」という勘定科目で、統一します。
また、ノート、ボールペンも、メモ用紙や筆記用具などというバラバラな表現では困ります。
このため、「消耗品費」というように統一化するわけです。
取引を処理するための決められた用語が「勘定科目」です。

 

 

勘定科目とは何か ページのまとめ

☑簿記の勘定科目を学ぶことは、英語の勉強の「英単語」を学ぶことである
☑簿記の勘定科目は「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」の5のグループがある

 

 

⑤「簿記のながれを知る」

 

 

 

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