勘定科目とは何か

勘定科目とは何か

簿記の「勘定科目」とは、英語の勉強でいえば「英単語」のことです。

英語の勉強において、基本となるのが「英単語」です。
いくら主語や述語などの文法を覚えても、英単語そのものを知らなければ、英語を学んでいくことはできません。
はじめて、英語を勉強した頃のことを思い出してみてください。
地道に英単語を一つひとつ覚えたはずです。

この英語の勉強は、簿記を学ぶうえで、とても参考になります。
簿記において、英単語に相当するのが「勘定科目(かんじょうかもく)」です。
勘定科目とは、「現金」や「借入金」のような「簿記の単語」のことです。
簿記はこの「勘定科目」を基本として成り立っています。

 

英語と簿記の学習基本
英語簿記
英単語を覚える勘定科目を覚える

 

 

5つの勘定科目を知る

勘定科目は、大きく5つのグループに分けられます。
「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」の5つです。
このうち、「資産」「負債」「純資産」の3つは、会社の「財産」を知るために必要な勘定科目です。
そして、「収益」「費用」の2つは、会社の「経営成績」を知るために必要な勘定科目です。

 

項目勘定科目グループ
会社の財産を知る資産・負債・純資産
会社の経営成績を知る収益・費用

 

 

簿記の5要素と貸借対照表、損益計算書

貸借対照表と損益計算書には、資産、負債、資本(純資産)、収益、費用が記載されます。

 

・貸借対照表

貸借対照表は、期末時点で、会社の財産である資産、負債、資本(純資産)がどれくらいあるのかを記載します。

                     貸借対照表

資  産金  額負債・資本(純資産)金  額
現金 20,000買掛金80,000
売掛金40,000借入金200,000
受取手形400,000資本金800,000
建物800,000繰越利益剰余金200,000
1,280,0001,280,000

 

 

・損益計算書
損益計算書は、会社の営業成績を明らかにした書類です。一会計期間に発生した収益と費用を記載し、収益と費用の差額を計算します。差額がプラスなら儲かった、マイナスなら損失が出た、と判断できます。

 

                     損益計算書            

費  用金  額収  益金  額
売上原価800,000売上1,400,000
給料300,000  
交際費100,000  
当期純利益200,000  
1,400,0001,400,000

 

 

図解 貸借対照表と損益計算書

 

                                                           貸借対照表

資産負債
資本(純資産)

 

                                                          損益計算書

費用収益
当期純利益

 

 

 

メモ帳【勘定科目】

簿記では、誰が処理をしても同じように処理ができるように考えられたルールがあります。
その一つが勘定科目です。
例えば、机、椅子です。
取引の処理をするによって、デスク、チェアなどと表現が異なっては、統一性がとれません。
このため、机、椅子は「備品」という勘定科目で、統一します。
また、ノート、ボールペンも、メモ用紙や筆記用具などというバラバラな表現では困ります。
このため、「消耗品費」というように統一化するわけです。
取引を処理するための決められた用語が「勘定科目」です。

 

 

勘定科目とは何か ページのまとめ

☑簿記の勘定科目を学ぶことは、英語の勉強の「英単語」を学ぶことである
☑簿記の勘定科目は、「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」の5のグループがある

 

 

つぎに「簿記のながれを知る」