工業簿記、原価計算を学びましょう。

工業簿記や原価計算を苦手とする人は多いのではないでしょうか。それは、広く知られている商業簿記が「基礎編」とすれば、工業簿記、その中心となる原価計算が「応用編」に位置するためでしょう。原価計算は、管理会計として、ビジネスにおいて、必須の知識です。時代の要請と、決して錆びることのない工業簿記と原価計算の知識は、ビジネス界の古典となっています。さぁ、ビジネス界で不可欠な知識である工業簿記と原価計算を学びましょう。

工業簿記と原価計算は、車の両輪です。

原価計算を正しく学ぶためには、その記帳の手段である、正しい簿記の技術が必要です。原価計算をおこなうための簿記が「工業簿記」です。原価計算とは、生産物の原価を正しく計算することです。一般論として原価要素編と原価集計編とに大きくわけて学ぶことになります。これらのことからわかるように、工業簿記と原価計算は、車の両輪になります。どちらの知識もバランスよくマスターしなければ、それぞれを正しく理解することは難しくなります。

商業簿記と工業簿記の相違点

商業簿記と工業簿記は、以下のような流れから相違点が明白になります。

種 類/主な業種 取引の流れ
商業簿記/小売業 商品の仕入れ→商品の売上
工業簿記/製造業 原価要素の仕入れ→原価要素の消費→製品の完成→製品の販売

原価要素は、その要素から3つに区分されます。

・材料費(原材料) ・労務費(人件費) ・経費

 

さらに製造原価の分類を知る