第三章① 営業成績は、損益計算書でわかる
損益計算書で「会社の営業成績」がわかる
会社の営業成績は、「損益計算書」でわかります。
身近な例で考えてみましょう。
学校の「成績表」をイメージしてください。
A君の成績表は、つぎのとおりでした。
国語 | 数学 | 英語 | 計 |
90 | 40 | 95 | 225 |
この成績表からA君は、国語や英語の成績が優秀なことがわかります。
一方で、数学は、成績が良くなく、苦手なようです。
成績表によって、教科ごとの理解度や達成度がわかります。
また、成績表は、苦手教科の克服のため、今後の勉強方法にも役立ちます。
損益計算書で、会社の儲けがわかる
モノやサービスがどれくらい売れたのか、費用はいくらかかったのか?
そして、いくら儲かったのか?を知ることができます。
損益計算書は、会社の営業方法や経営戦略にも役立つ資料になります。
損益計算書
費用(50億) | 収益(80億) |
利益(30億) |
「収益」から「費用」を差し引いた残額が「利益」です。
収益が80億円で、費用が50億円なら利益は、30億円となります。
それでは、つぎに「収益グループ」の中身からみていきましょう。
損益計算書について、詳しく学びたい人のために、ホームページを開設しております。
参考にしてください。
↓
メモ帳【損益計算書】
損益計算書は、英語でプロフィット・アンド・ロス・ステートメント(Profit&Loss Statement)というため、損益計算書のことを「ピー・エル(P/L)」ということもあります。
このページのまとめ
損益計算書で、会社の「営業成績」がわかる
損益計算書で、会社の「儲け」がわかる
【速攻!チェック問題・損益計算書編】
次の損益計算書の( ① )に入る用語を入れなさい。
損益計算書
( ① )(70億) | 収益(100億) |
利益(30億) |
【解答】
損益計算書
(費用)(70億) | 収益(100億) |
利益(30億) |
「収益」から「費用」を差し引いた残額が「利益」です。