決算整理とは何か

決算をおそうじを例として、考えてみましょう。

 

毎日の「そうじ」と年に1度の「大そうじ」

年末に1度「大そうじ」をする人も多いのではないでしょうか。毎日使う机などは、毎日掃除しますが、あまり使わない倉庫や物置はどうでしょうか。おそらく、年に1度の「大そうじ」できれいに掃除するのではないでしょうか。たしかに倉庫や物置も毎日掃除する方が、きれいになることは間違いありません。しかし、あまり使わない物置を毎日マメにそうじするのは、効率的とはいえません。

毎日の「取引」と年に1度の「取引」

簿記の処理にも、同じようなケースがあります。取引の処理を毎日行うよりも決算のときに1度、整理すればよい取引です。この整理すべき取引を「決算整理」といいます。「決算整理」とは、決算にあたって、未処理のものをきれいに整理することです。決算整理に行われる仕訳を「決算整理仕訳」といいます。

おもな決算整理はつぎのとおりです。

  • 仕入商品の整理
  • 貸倒引当金繰入
  • 減価償却
  • 収益と費用の繰り延べ
  • 収益と費用の見越し

 

さらに決算のながれを知る