リース取引とは何か

ファイナンス・リースとは何か

会社では、コピー機に代表される事務機器や社有車など多くのものがリース契約されています。
ここでは、このリース取引についてみていきましょう。

リース取引は、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引の2つに分けられます。

ファイナンス・リースとは、解約不能のリース取引です。要するに、リース物件を購入したこと同じ意味になります。
それ以外のリース取引をファイナンス・リース取引といいます。

[ファイナンス・リース編]

A社は、リース会社であるB社から備品のファイナンス・リース契約を下記の条件で締結した。リース契約5年。
リース総額600,000円。

 

借方 貸方
 リース資産 600,000 リース債務 600,000

 

リース料年額120,000円を現金払いした。

 

借方 貸方
 リース債務 120,000 現  金  120,000

 

 

オペレーティング・リースとは何か

【オペレーティング・リース編】

 

A社は、リース会社であるB社から備品のファイナンス・リース契約を下記の条件で締結した。
リース契約5年。リース総額600,000円。

 

借方 貸方

仕訳なし

 

 

リース料年額120,000円を現金払いした。

 

借方 貸方
支払リース料 120,000 現 金 120,000