初級簿記③ 簿記の流れをつかむ
簿記のながれをつかむ
簿記は「仕訳で始まり、決算書で終わります」。簿記の流れを確認しながら、今、どのあたりの勉強をしているのか、確認しながら取り組むと効果的です。簿記の大きな流れを把握しておきましょう。
簿記の大きな流れは【図1】のとおりです。
【図1】を解説していきます。
まず、簿記は、日々の取引を仕訳するところからはじまります。
これが簿記のスタートです。
そして、この仕訳に基づいて勘定科目ごとに整理した総勘定元帳を作成します。
さらに総勘定元帳を一覧表にした試算表を作成します。
試算表に決算整理という作業を加え、最後にできあがるのが、決算書です。
おもな決算書は、貸借対照表と損益計算書の2つです。
簿記のゴールは、決算書ということになります。
初級講座は、実務でも重要な「仕訳」を重点的にくわしく説明していきます。
簿記のながれは、一通りの学習がおわったら、最後にもう一度確認してみてください。
簿記の基本的ながれ
① 仕訳をする
② 総勘定元帳に転記する
③ 試算表を作成する
④ 決算整理をする
⑤ 決算書(損益計算書&貸借対照表)を作成する
(注)なお、簿記初級では、試算表の作成までの講座となります。
決算整理や決算書の作成は、3級簿記になります。
まとめ
- 簿記の流れを確認しながら勉強すると効果的です
- 初級簿記では、「仕訳→総勘定元帳への転記→試算表の作成」までが出題範囲です。
つぎは、第四講義になります。
こちらで、解説しております。
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