「負債」とは、つまり借金である

わたしたちの生活では、借金は身近なものです。クレジットカードの利用は、その代表的なものでしょう。買った商品の代金をあとで支払うのですから、これは借金です。また、マイホームの購入のために住宅ローンを借りている人も多いでしょう。これも借金です。会社もさまざまな借金があります。会社の借金が「負債」です。

「負債グループ」のおもな勘定科目と内容はつぎのとおりです。

・買掛金

商品を仕入れ、その代金をまだ支払っていないときに使用します。ふつう、会社間の取引においては、代金をすぐに支払うケースは少なく、あと支払いになります。いわゆるツケ払いのようなものです。商品をあと払いで、仕入れることを「掛(か)け仕入れ」といいます。

・支払手形

約束手形をつかって、支払ったときに使用します。相手先に約束手形の金額を支払日に支払うことを約束する証券です。

・未払金

商品の仕入れ代金以外のもので、まだ支払っていないものに使用します。たとえば、オフィスの机・イスなどを購入したときの未払い代金です。

・借入金

銀行からの借入金など、他からお金を借りたときに使用します。

・預り金

会社が一時的に預っているお金のことです。社員の所得税や社会保険料は、お給料を社員に支払うとき、差し引いて支払います。これは、一時的に会社がお金を預かるからです。会社は社員の所得税や社会保険料を社員に代わって、税務署などにまとめて支払っているからです。

・仮受金

現金を受け取ったものの、その内容や金額が不確定の場合は、一時的に仮受金を使用します。

 

さらに「純資産グループとは何か」を知る